４月より一部の場所は既に多くの学生・教職員の方に親しまれていたこの９庭ですが、今回のグランドオープンでは芝生エリアへの立ち入りが解禁となりました。

実はこの中庭は、1年前までは人の背丈ほどの草花に覆われていました。学生職員も積極的に参画し、中庭の整備や家具選定に携わりました。また、学生職員がサステナビリティの視点でキャンパス整備に携わっていることは、メディアからも注目を集め、フジテレビ系ニュース番組「イット！」（卒業生でもあるSnowMan阿部亮平さんとガチャピンによる取材）でも放映されました。

そして5月19日には3,4,8,9号館改修整備工事、外構工事終了祝別式も執り行われ、神父さまによる祈願のほか、どういった経緯でこの場所の整備が行われたのかといった経緯や設置家具について、学生職員から説明する機会をいただきました。当日は学院理事、学長、教職員の方など50名近くが集まり、さらなる9庭近辺の発展について考える機会となりました。

果たしてどのようなSDGs、サステナビリティの要素が散りばめられているのか、一緒に見ていきましょう！

＜パーゴラエリア＞

ツル性植物で屋根にする「パーゴラ」で緑に囲まれる空間をつくります。日よけも交互に設置することで完全に日陰となるスペースも確保。布製屋根はスクールカラーに近いものを選びました。

①かまどベンチ
災害時には炊き出し用かまどとして利用できる汎用性の高いベンチです。

使用方法について動画を作成しました。このエリアに２か所設置してあります。

②レイズドガーデンベッド
すべての人が無理のない姿勢でガーデニングを楽しむことができるユニバーサルデザイン花壇です。

ガーデニングに興味がある人を募り、現在ワークショップを展開中です。

③再生木材ベンチ
間伐材の木粉と樹脂でつくられた再生木材を使った環境共生型ベンチです。

「Sophia U」と「For Others, With Others」の文字を刻印しました。

＜芝エリア＞

④ソフトスツール
大小さまざまな形や色のソフトスツールで多様性を表現しました。

視覚的な癒しもあり、人数に縛られることなく交流もできるスペースになっています。

＜デッキエリア＞

⑤アップサイクルソファ

ヨットの帆として役目を終えたセイルをアップサイクルしたクッション。

授業の空コマや休憩時間に体をのばし一息つけるような場所を求める声は多くとても人気です。

⑥一人掛けチェア＆テーブル
友達を待つ空き時間や一人でのお昼ご飯、課題を行うなど様々な用途に対応したものとなっています。

⑦シーズナルプランター
提携先との温室との循環システムを採用し、シーズンごとに植物を入れ替えています。

採用する植物については、学生・教職員参加でアイディアを募集します。

皆さんぜひ9庭でくつろいでくださいね！