「自然エネルギー大学リーグ」が発足し、上智大学も加盟しました(2021年6月7日)
- 学院・大学の取組み
2021年6月7日(月)、「自然エネルギー大学リーグ」が発足し、設立総会および記者発表会が行われました。設立総会において、同リーグの代表世話人に千葉商科大学の原科幸彦学長が就任したほか、本学の曄道佳明学長が世話人に就任しました。同リーグは、代表である千葉商科大学を始め、国際基督教大学、和洋女子大学、聖心女子大学、東京外国語大学、長野県立大学、広島大学、東京医科歯科大学および本学の9大学が発足メンバーとして加盟しています。
今般発足した「自然エネルギー大学リーグ」は、大学における自然エネルギーの利活用を促進することと、その取り組みを推進する人材を育成することを目的としています。加盟大学は、自然エネルギー100%の大学を目指し、2030年から2040年までを目途として、自らが定める時期までに再生可能エネルギー100%の電力導入を生産または調達する目標を掲げ、実行していくことが求められています。
日本政府も2050年に温室効果ガスの排出をゼロにする、「2050年カーボンニュートラルの実現」を宣言し、それに向けた施策を行うこと表明していますが、同リーグは2040年までに目標を達成することを掲げており、一歩先んじて脱炭素社会の実現に貢献していきます。
曄道学長は、記者発表会において、「同リーグが発足したことで大学間の横のつながりは整ったが、これからは、学生同士が連携しながら自然エネルギーや脱炭素社会に関する行動を起こす仕組みを作っていきたい。また、同リーグを日本発の取り組みとして世界に発信していきたい」と今後の抱負を述べました。
上智大学四谷キャンパスでは、2020年6月に再生可能エネルギー100%の電力を導入し、その時点で95%の達成比率でしたが、本年3月には、すべての使用電力が再生可能エネルギー100%の電力となっています(真田濠グラウンドを除く)。
同リーグでは、今後、趣旨に賛同する大学や支援企業に加盟を呼びかけていきます。また、個人会員や学生会員の制度も設けており、自然エネルギーや脱炭素社会実現に関心のある個人も参加が可能となっています。
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