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ESG投資に関する研修会が行われました

 2025年6月19日、財務グループの渋谷鮎美さんを講師にお迎えし、ダイバーシティ・サステナビリティ推進室の学生職員を対象に、 上智大学のESG投資に関する研修会が行われました。

 ESG投資とは、Environment(環境)・Social(社会)・Governance(企業統治)を考慮した投資のことです。上智大学では、資産運用を行い、投資のリターンを学生の教育の充実のために充てるのはもちろんのこと、「他者のために、他者とともに」という建学の理念・教育の精神をもとに社会リターン(サステナビリティ向上)も重視しています。研修では、資産運用を通して、いかに上智大学が地球課題解決への貢献と持続可能な社会の実現を目指しているのかを学ぶ機会になりました。 

研修中の様子

 今回の研修では、学生職員同士がSDGsや投資に対する考えを知る機会や、実際にESG投資で資産運用を行う体験が行われました。設定された投資金額を、どのようにリスク分散させるのかという基本的な内容から、選んだ企業のESGの取り組みを調べる、そして一年前に投資したと仮定して、一年後の投資リターンを計算するというプロセスを体験しました。最後には、投資リターンを使用して一年間で何人の学生に奨学金を配布できるかを計算しました。

 投資に馴染みがない学生職員が多かったものの、実際に資産運用を体験することでサステナブルな社会を作る上で金融がどのような役割を果たしているのか理解を深めることができました。