冬の節電啓発ポスターを、四谷キャンパスに掲示しました。
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4月から6号館にて掲載していた節電啓発ポスターをご存じですか?
春のポスターの電気使用量減少の効果をグラフで表している新しいポスターが誕生しました!
上智大学管財グループ、サステナビリティ推進本部、そして学生団体+Re:の皆さんが協力し、作成したポスターを今回は6号館だけではなく、四谷キャンパス全体(大教室・63箇所)に掲載しました。ポスター作成と掲示作業に励んだ学生団体+Re:の代表津田妃葉さんにインタビューを行いました。
——Q1夏にも節電啓発ポスターを6号館に掲示してくださいましたが、それから目に見える節約の効果はありましたか?
今年度の4月から8月の間ポスターを掲示していた結果、2019年度に比べて5月と8月がそれぞれ8%と13%ずつ、電気の使用量が減りました。
ただ一方で、4月は+9%、6月は+4%、7月は+1%だったので、まだ課題は残っていると思います。しかし、今年の春から夏にかけては例年に比べてとても暑かった印象があるので、それを踏まえると2019年度比で電力の使用が大幅に増えていないのは確かで、よかったと思います。
——Q2回りの電気節約への認識が変わったと実感した瞬間があれば教えてください。
6号館のポスターを見ていた人の意見を直接聞く機会はありませんでしたが、同じ授業を受けていた人がポスターをじっと見ていたことを見たことは記憶に残っています。
より学生さんたちの目が止まるようなポスター作成のために工夫した結果、電力の削減に繋がったと思います。
——Q3ポスターの内容と目的について教えてください。
先ほど申し上げた通り、2019年比5月と8月に大幅に電力が減少していたので、協力してくださった皆さんへの感謝を込む意味で、「ありがとう」を強調しました。
その上で、電気使用量を可視化し、ポスターを見る方々にこれからの電気量減少に意識してもらうためにグラフを用いました。
——Q4この冬、ポスター掲示によって何%の消費量削減を目指していますか?
この5月から8月においては、5ヶ月間の内2ヶ月しか減少傾向になっていなかったのですが、今回は計測する全ての月で、電気使用量が2019年度比で減少傾向になれば、と思っています。
その上で、平均して大体5%から10%まで減らせれば良いと思っております。
——Q5前回のインタビューでは日常での電力減少のために「エアコンの使用回数を減らすこと」に意識しているとおっしゃいましたが、最近の新しい気づきはありましたか?
まずはトイレに置いてあるハンドドライヤーですが、コロナで使用が制限されている場所もある一方で、使用が開始されているところが増えていると思います。
しかし手を乾かすことは、ハンカチで済む話しであり、利便性を求めすぎて電気を無駄にしているのではないかと思いました。
また、一見当たり前の光景かもしれませんが、宣伝のために看板や広告が煌々と夜遅くまで光っているのも、電気の無駄遣いではないか?と思うようになりました。
——Q6最後に、読者へのメッセージをお願いします。
4月から自分の家の電気を実質CO₂発生ゼロプランの再生エネルギーにしました。再生エネルギーって値段が高いというイメージがあるかもしれませんが、実際には電気料金にほとんど変わりはありません。再生エネルギーに変える際、再生エネルギーの会社のサイトでとても簡単に電気代のシュミレーションもできます。手続きもかなり簡単でした!
シュミレーションも手続きもとても簡単なので、興味のある方はぜひやってみてください!
春の節電啓発ポスターに関する詳しい記事はこちらから!
https://diversity-sustainability.sophia.ac.jp/efforts/748/
(学生職員 OH MINYOUNG)