越境する人々や集団の権利・保護度合いの国内外規定要因の国際比較研究
総合人間科学部社会学科 細木 一十稔 ラルフ 助教
- 研究
【研究の概要】
20世紀後半に急速に制度化された国際人権規範の世界的拡散・浸透に鑑み、その「国際規範」と越境する人々を受入れる国の「国益」との「衝突」によって、それらの人々に法的に付与される権利の「度合」がどのように形作られるのかに関心を持っている。社会学(新制度論)と国際関係論の両分野の理論枠組みを基盤とし、統計分析とフィールドワークや質的比較分析(QCA)の併用を試みている。
担当教員
細木 一十稔 ラルフHosoki Ralph Ittonen
総合人間科学部社会学科