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「Breeze Lounge」がオープンしました! 

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 9/27(金)より、上智大学四谷キャンパス2号館4階に、「誰もが自然に心地よく使える、風通しの良さをイメージした空間 」として「Breeze Lounge」がプレオープンしました! 

大学の理念にある「隣人性」と「国際性」を基盤とし、この空間創出をすることで、SDGs実現への貢献を目指しています。

Breeze Loungeは、様々な学修に対応するよう形の異なる家具や、環境に配慮した素材を用いた設備などに囲まれた個人からグループまで対応したスペースを備えています。 

当記事では、そんなBreeze Loungeに施された工夫やこだわりを紹介していきます。 

 まず、ブース内の床の素材です。以下の画像のように素材にこだわり、カーボンニュートラル床材となっています。 

 またビニル系の床材は使用済みになった農業・園芸用ビニルフィルムや工場内リサイクル材などの再生原料が使われています。新規原料の使用率削減、環境負荷を低減させながら、さまざまな工程を経て美しい床材に生まれ変わっているのです。 

 この床材はノーワックスタイプのため、電気や水を多用するワックスがけや剥離洗浄などのメンテナンスが必要ありません。これにより、CO2及び廃液を削減することができます。 

さらにカーペットは、一部に廃材をリサイクルして利用することで、廃棄物の削減に寄与しています。 

 次に、ベンチやテーブルに使用されている木材です。これらは「ペーパーウッド」という木材が用いられており、色のついた紙と白樺の間伐材を貼り合わせた美しい木口が特徴的です。金太郎飴のように、どこでカットしても材料そのものの構造によるストライプ模様が同じように現れます。今回使用したものは、北海道の間伐材と再生紙を組み合わせ、環境負荷を減らしています。 

 Breeze Lounge内のトイレはたまご型、多角形、長方形の個室で構成されています。これらは個室完結型で、どなたでもご利用いただけるトイレになっています。今日社会全体でも論じられているトイレのあり方ですが、上智大学でも議論を重ね、2号館4階において誰でも使用できるトイレを増やし、選択の幅を広げました。 

それぞれ雰囲気が異なるため、皆さんの好みや気分に合わせてご利用いただけます。 

 最後にイスやスツールの工夫です。イスには天然素材である木材、完全リサイクル素材のプラスチック、廃棄後のリサイクルがしやすいスチールを、スツールには室内空気汚染や化学物質への曝露を抑えた素材を用いています。ぜひお気に入りを見つけてみてください。 

 このように、Breeze Loungeには多くのダイバーシティ、サステナビリティに関連する工夫が施されています。ご利用になる際はここでご紹介したものにぜひ着目してみてください!