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突撃SDGs!インタビュー

  • 5:ジェンダー平等を実現しよう
  • 10:人や国の不平等をなくそう

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 第1回SDGインタビューでは、再生可能エネルギーに関心を持ちダイバーシティ・サステナビリティ推進室の学生職員として活動している学生にインタビューを行いました。 

今回は第2回SDGsインタビューの記事になります!

第2回SDGsインタビューはこの方!

【野尻彩菜さん】 

総合グローバル学部総合グローバル学科4年生 

関心のあるテーマ:ジェンダーとスポーツ 

 野尻さんは、高校生の頃からジェンダー問題に関心を持ってきました。大学に入り、女子サッカーのファンに!スポーツ界におけるジェンダー課題に関心持ち、発信をしながら、ご自身もサッカー観戦やサッカーを楽しんでいます。 野尻さんの思いをぜひお読みください!  

1.サッカーにおけるジェンダー格差に関心を持ったきっかけを教えてください!

 高校生の頃からジェンダー問題について関心があり、女子サッカーにも興味を持つようになりました。しかし女子サッカーがいつ、どこで行っているかがわからず、調べていくうちに東京にもチームがあることを知り、実際見に行ってみたのがきっかけです。私が想像していた以上にパスや一人一人の足元の技術力が高く、それぞれの選手が強みを持ってプレーしている姿が印象的で、女子サッカーの良さを発信したいと考えています。 

 女子サッカーは男子サッカーに比べてまだ観戦者数が少なく、またインターネットなどでは「女子サッカーは面白くない」と、見てもいないのに書かれてしまっているという現状があると思います。また、選手のSNSにセクシャルハラスメントを言及してくるような事例もあり、ジェンダーによる格差を感じます。 

 女子サッカーが社会に浸透していくことで、ジェンダー感の変化はもちろん、女性の中にも多様性があって良いというメッセージを伝えることができると考えています。 

2.女子サッカーに関連して行っている活動はありますか?

 私は女子サッカーの普及に向けて、上智大学学生団体シャクルに所属しています。この団体は元々Jリーグと連携してシャレン!という社会貢献活動行ってきました。自分も女子サッカーを見にいくようになり、何か行動を起こせないかという思いがあり、当時の代表に直談判して女子サッカーとの連携部門を立ち上げた経験があります。 

3. 普段から自分の視野を広く持つために行っている工夫や取り組みはありますか?

 まずは色々な人と話すことを意識しています。自分と同じような関心を持つ人はもちろんですが、違う国に行ってみたり、自分とは異なるコミュニティから来る人とも話すようにしています

 実際に私はガーナに2週間ほど行った経験があります。ガーナでは、15歳〜16歳ごろの女性たちが自ら妊娠や出産を選択する文化や社会に改めて衝撃を受けました。もちろんその選択自体は尊重するべきだということは、大学での学びでも実感してきました。しかし、妊娠や出産へのリスクや将来にどのような影響を及ぼすかという点を知らないまま選んでいる可能性があるので、選択は尊重しつつも他の選択肢も見せられるように、正しい知識を伝えていくことの重要性を学びました。日本に帰国後は、スワヒリ語のスピーチコンテストに出場して、このようなことを訴えました。

4.あなたにとっての理想の社会、未来とは?

 誰もが自分らしく生きられる社会です。自分らしさを見つけることは難しいと思いますが、周りに流されず自分がしたいことを主張したり、できる社会により一層なってほしいです。 

 5.同じ世代の人にだからこそ言いたいことはありますか?また高校生に向けて一言お願いします。

 自分らしさを見つけることは難しいと思いますが、周りに流されず自分がしたいことを主張したり、できる社会により一層なってほしいです。 性別関係や国籍関係なく自分の好きなことを好きだと伝えて、やりたいことは積極的に行っていってほしいです。高校生も周りの声にとらわれず、好きなことを好きなだけ追求してほしいと思います。

 このインタビューを通して、野尻さんのジェンダー問題とサッカーに対する思いを受け取っていただけたら幸いです。インタビューの様子は、上智学院ダイバーシティ・サステナビリティ推進室の公式インスタグラムから見ることができます!ぜひご覧ください。