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児童福祉ボランティアサークル ドンキホーテ

  • 4:質の高い教育をみんなに
  • 10:人や国の不平等をなくそう
  • 課外活動団体

上智大学公認の児童福祉ボランティアサークル「ドンキホーテ」の代表の方にインタビューを行いました。

——Q1 主な活動内容を教えてください。

現状行えている活動は三つあります。一つ目は児童養護施設と母子生活支援施設で行う学習支援です。二つ目は、学校に入りたてでまだ他の子どもたちと打ち解けられていない小学生一年生のサポートを児童館にて行っています。我々のサポートによって打ち解けることで児童館に来やすくさせるなど、子供たちの居場所づくりを行っています。三つ目は小学校での校庭開放です。小学生対大学生でリレーを行うなどしています。小学生が我々と遊んでくれている、という感覚で行っていますが、大学生が小学生の遊び相手となることで遊びの幅を広げたり工夫するなど柔軟な対応が可能となり、小学生がより楽しんでくれていると思います。状況が落ち着いたら、現在活動できていない絵本の読み聞かせも再開したいと考えています。


——Q2 SDGsの中で成果があった項目は

SDGsの目標4番「質の高い教育をみんなに」の達成につながっていると思っています。特に学習支援では宿題のサポートを相手のニーズに合わせて行うなど、学校ではこぼれ落ちてしまう部分のサポートを行うことで小学生の習得度の差の是正に貢献しています。また、児童館での活動や校庭開放で、来るたびに「これができるようになった!」と教えてくれる子どもがいることは、小学生にとって我々がモチベーションとなっていることを意味していると思います。


——Q3 成果があった活動は

SDGsの目標4番「質の高い教育をみんなに」に関しては先ほど述べた通りです。さらに我々は目標10「人や国の不平等をなくそう」にも成果があると考えています。家庭環境によって親が勉強のために子供に割ける時間はさまざまなので、学習支援や、母子生活支援施設にいる子供の支援は、教育の習得度を均等にすることにつながっています。


——Q4 読者に伝えたいこと

我々としてもまだ課題がたくさん残っていますが、活動だけでも知っていただけるだけでもうれしいです。我々のサークルに入らなくても支援の仕方はたくさんあると思うので、こういった活動に興味を持ってくださればうれしいです。

(学生職員 左光)

学生団体

児童福祉ボランティアサークル ドンキホーテDon Quixote