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ソフィア オリンピック・パラリンピック プロジェクト主催講演会「オリンピックとジェンダー」(2021年5月21日)

~オリンピックムーブメントによるジェンダー平等の歩みを聴き、一人ひとりの意識変革を目指す!~

五輪憲章は「人種、肌の色、性別、性的指向などの理由による、いかなる種類の差別も受けない」ことを明記しています。また東京2020大会も、基本コンセプトの一つに「多様性と調和」を掲げています。
これに基き、女性に対する差別的発言をおこなった東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会森喜朗会長の辞任、組織委員会女性理事比率の大幅引き上げなどの早急の立て直し改革が実施されたことは記憶に新しいでしょう。
発言をきっかけに、日本社会が長年克服できない男女格差の後進性が問題視されましたが、それは、世界経済フォーラムが発表した各国の男女の不平等を示すジェンダーギャップ指数で日本が153カ国中、121位という位置にいることからも明らかです。
本イベントでは、橋本聖子新会長を選任し、12名の女性理事を増員した組織委員会の冒頭で、「オリンピック憲章とジェンダー」をテーマに講演を行った日本スポーツとジェンダー学会会長の來田享子教授から、オリンピックムーブメントによるジェンダー平等の歩みを聴き、一人ひとりの意識変革を目指します。