「第2回ガーデニングワークショップ」参加レポート
2023年5月31日(水)9号館アクティブ・コモンズにて「第2回ガーデニングワークショップ」を実施いたしました。
本ワークショップは、第1回に引き続き、マークイズみなとみらい屋上庭園などを手掛ける株式会社グリーン・ワイズ様からアドバイスを受けながら、「苗植え」「収穫」「活用」までの植物循環について学ぶことができます。全4回構成のワークショップの第2回目となった今回は、グループに分かれて「苗植え」を行いました。参加学生の所属は様々で、英語でコミュニケーションを取る学生の姿も多く見られ上智らしさを感じました。また各グループで決めた苗も届き、個性あふれる植物が植わりました。
当日は雨予報でしたが何とか天気が持ちこたえ、スコップなどを使いながら実際に苗植えを行いました。初めにグリーンワイズ様から植え替え方を教わり、その後グループに分かれ、第1回で話し合って決めた苗をレイズドガーデンベッドに植えました。第2回目から参加の学生もいましたが、所属、学年に関係なく楽しくどの場所に何を植えるのか話し合う姿が印象的でした。もともと植わっていた植物は同じ9庭内のプランターやハーブ畑に植え替えられ、無駄にすることなくすべての植物が育つような心がけが見られました。
グループによって植えた植物は違い、ナスやトマト、バジルやトウガラシなどの野菜を多く植えたグループもあれば、小さなひまわりやマリーゴールドといった綺麗なお花を同時に育てるグループもありました。
今回は、第1回目にてお話しいただいたコミュニティーガーデンの大切さを実際に体感する機会となりました。選ぶ過程、植える時間、育て方、収穫した後何をするか、この循環を考えながら1人ではなく複数人で1つのガーデニングに関わることはとても意義深いことだと思いました。もともと上智大学の中は自然が少ないため、少しでも自然に触れあえる機会が生まれたことも重要です。ワークショップ後は、参加者が友人を連れてレイズドガーデンベッドを訪れ、説明している姿も見られました。今後の育てる過程や収穫に向けて新たなスタートを切ることができ、とてもうれしく思います。参加者を通じた新たなつながりや、植物に関する知識の増加、他学生からの関心が増えることに期待したいです。
学生職員 庄司