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【上智学院サステナビリティ推進本部 / KASA Sutainability 共催】Sustainable Campus Forum〜大学は農場になれるのか?〜を開催しました (2023年6月23日) 

2023.6.23

2023年6月23日、サステナビリティ推進本部は、学生課外活動団体KASA Sustainabilityとの共催で「Sustainable Campus Forum」を9号館アクティブ・コモンズで開催しました。本フォーラムは、四谷キャンパスのサステナビリティについて学生・教職員の垣根を越え、共に考えるオープンな場を作ることが目的です。初の対面開催に約80人が参加しました。 

4回目となる今回のテーマは「大学は農場になれるのか?」。国際教養学部国際教養学科の伊藤毅教授がモデレーターを務め、サステナビリティに向き合う卒業生と在学生の2人をゲストに迎えました。1人は国吉純氏(文教卒)。(株)ジュリエッタ・ガーデン代表取締役で、園芸の楽しさをあらゆる世代に広めています。もう1人は小林宙さん(文哲2)。日本の伝統野菜を途絶えさせないために、鶴頸種苗流通プロモーションを起業してタネを流通・販売しています。 

参加者は2人から話を聞き、グループに分かれて議論を展開しました。議論の中では、本来の『自然』の姿である多様な植物の共生を支える農場と、教育機関である大学のあり方を照らし合わせた興味深い意見交換がなされました。 

また、学内でサステナビリティへの関心を高めていくために、農業に関するコースや実践的なガーデニング、農業体験などの授業の開講、さらにファーマーズマーケット開催などのアイデアが出されました。 最後は参加者全員で記念撮影をし、盛況のうちにフォーラムは閉会となりました。 

講演を通じて、これまで接点のなかった農業の奥深さに触れることができ、とても実りある時間となりました。今回の学びからヒントを得て、今後も持続可能な環境づくりと向き合い、自身の活動につなげていきたいと思います。 

(学生職員 竹内)