6月18日~27日の期間、「上智LGBTQ+映画祭 Sophia PRIDE Film Festival」を開催します。
毎年6月は、世界中で性の多様性を称え、尊重する「プライド月間」です。私たち上智学院は、学生・教職員の1人ひとりが自分らしく存在でき、すべての構成員にとって本学が自分の大切な居場所となるよう、性的指向、性自認・表現はもちろん、人種、性別、年齢、宗教・信仰、思想など様々な違いを理解し尊重するためダイバーシティ・エクイティー・インクルージョン&ビロンギング(DEI&B)を推進しています。
その取り組みの一環として、昨年に引き続き「LGBTQ+映画祭」を企画しました。今年度は6月18日~27日の期間で、以下全4作品を上映します。ぜひご参加ください。
※本イベントは学内者限定です。本学学生・教職員はどなたでもご参加いただけます。
※開始はすべて17時半、会場は6号館101教室を予定しております。
※途中入退室可能です。
上映作品
★ 6/18(火) 開始17:30~終了19:15 「Little Girlリトル・ガール」
“女の子”と認めてもらえない7歳のサシャと、子どもの自由と幸せを守りたい母。一つの家族の「譲れない戦い」を写した心ふるえるドキュメンタリー。
上映時間:85分(フランス語/日本語字幕)
トーク:20分(登壇者:学生センター職員 新井佳英子)
■推薦者メッセージ
ぜひ、「自分だったら」という視点で鑑賞してみてください。多数にとっての当たり前が当たり前でないことで、こんなにも多くのことと戦う必要があることに注目してほしいです。(学生センター職員 新井)
■オフィシャルサイト
★ 6/21(金) 開始17:30~終了18:30 「虹色の十字架 ~ある牧師の物語~」
当時新聞学科に在学していた学生が制作し、2018年若い世代が取材したすぐれた映像ドキュメンタリーとして「ヤング・リポーター・コンペティション」で大賞となった作品。上映後は性的マイノリティ支援を続けている牧師さんからの講演でさらに理解を深めてください!
上映時間:15分(日本語/字幕なし)
トーク:40分(登壇者:中村吉基 牧師)
■登壇者プロフィール
2004年、神学校を卒業し、牧師になると同時に日本キリスト教団新宿コミュニティー教会を設立。2018年、「宗教とLGBTネットワーク」を開設。LGBTの結婚式の司式などの活動も行っている。2020年、日本キリスト教団代々木上原教会主任牧師に就任。
■中村吉基牧師オフィシャルサイト
★ 6/24(月) 開始17:30~終了19:30 「チョコレートドーナツ」
同性愛者のカップルが育児放棄されたダウン症の男の子と出会い、3人の幸せな時が・・・。時代が追いついていなかった切なさと悔しさが入り混じるヒューマンドラマ。
上映時間:100分(英語/日本語字幕)
トーク:20分(鈴木茂義先生によるメッセージ動画)
鈴木茂義(すずきしげよし)プロフィール:
公立小学校非常勤講師。特定非営利活動法人プライドハウス東京の理事。常設のLGBTQ+センタープライドハウス東京レガシーのスタッフ。自治体の相談員。上智大学基盤教育センター非常勤講師(半期)専門は特別支援教育、教育相談、教育カウンセリングなど。小学校や特別支援学校での22年間の勤務を経て現在に至る。LGBTQ+や教育に関する講演活動を行い、性の多様性について学ぶ機会を提供している。
■オフィシャルサイト
★ 6/27(木) 開始17:30~終了19:45 「ジェンダー・マリアージュ」
米国カリフォルニア州での同性婚をめぐる裁判を追ったドキュメンタリー。同性婚が認められたカリフォルニア州でバックラッシュが起こり、2008年11月に再び同性婚が禁じられてしまう。これに抗して訴訟を起こした2組の同性カップルの闘いを5年にわたって取材。
上映時間:112分(英語/日本語字幕)
トーク:20分(登壇者:英語学科教授 出口 真紀子)
■推薦者メッセージ
日本でも「同性カップルが結婚できないことは憲法違反である」として各地で裁判が起こされ、違憲判決も出されている今、米国の同性カップルたちとその闘いを支えた人々の、感動的な物語と冷徹な戦略は必見です!(英語学科教授 出口真紀子)
■オフィシャルサイト
主催:上智学院ダイバーシティ推進室
お問い合わせ:deib-co@sophia.ac.jp