上智大学出版より『多様性を再考する マジョリティに向けた多文化教育』を刊行しました
多文化共生を実現させるために、日本人(マジョリティ)の「特権」の意識改革に働きかける一冊
これまでの“多文化教育”では社会的少数派のマイノリティ側へ変化を求め、
彼らを教育・エンパワーすることによって多文化共生を実現しようとしてきましたが、
本書はその考えに一石を投じます。
★学際的かつ実務的観点から、「日本人の意識改革」に向けて考察。
●日本人の特権の意識を可視化するために開発された「日本人特権尺度(JPS)」についても紹介。
●言語教育研究で第一人者の久保田竜子先生(ブリティッシュコロンビア大学教授)も寄稿しています。
●単純な「マイノリティ対マジョリティ」という図式だけでなく、包摂的に多文化共生の実現を模索します。