坂本 光代Sakamoto Mitsuyo
外国語学部英語学科 教授
研究プロフィール
応用言語学者。専門はバイリンガリズム・バイリンガル教育。特に継承語教育(日本に居住する外国にルーツを持つ人々の母語保持及び海外在住日系人の日本語保持)、近年では日本人英語学習者・帰国子女のアイデンティティ形成・変容について社会言語学的見地から研究しています。
2007年からはサンパウロ市近辺でフィールドワークを行い、日系ブラジル人の日本語保持について研究してきました。また、2018年には日本代表として参加した国際研究チームで『多言語世界のためのザルツブルグ声明』を発表しました。多言語社会が望ましいとされながらもなかなか実現しない原因を追究するとともに、国際語とされる英語の優位性を批判的な観点から考察しています。