上智大学四谷キャンパスにオフサイトフィジカルコーポレートPPAを活用した再生可能エネルギー由来の電力を導入します
- 学院・大学の取組み
学校法人上智学院は、三井物産株式会社(以下「三井物産」)および株式会社レーベンクリーンエナジー(以下「LCE社」)との間で、太陽光発電由来の電力供給に係るオフサイトフィジカルコーポレートPPA※1(以下「本PPA」)を締結しました。
上智学院では、本PPA締結以前の2020年6月より四谷キャンパスにて再生可能エネルギー100%の電力を導入しており、既に全キャンパスにおいて実質的に再生可能エネルギー100%由来の電力への切替が完了※2していますが、この度の本PPAの導入により、より一層の脱炭素推進へ向けた取り組みを加速させていきます。
本PPAでは、LCE社が新設する太陽光発電所で発電された追加性※3のある再生可能エネルギー(生グリーン電力※4)を、三井物産が上智大学四谷キャンパスに供給。この供給電力に加え、上智学院では事業者が事業の使用電力を100%再生可能電力で賄うことを目指す国際的なイニシアチブ「RE100」の報告に対応可能なトラッキング付非化石証書を付与した電力供給を受ける計画です。
上智学院にとって、本PPAの活用は初の取組みであり、高等教育機関としても先駆的な取組みと言えます。この度の締結に伴い、2024年6月1日から、四谷キャンパスにおける使用電力が本PPAに基づく追加性のある実質再生可能エネルギー100%由来の電力に順次切り替わります。
上智学院では、SDGs達成に寄与する研究、教育、社会貢献をはじめ、ダイバーシティ推進や共生社会の実現に向け、全学を挙げて取り組んでいます。また、日本の大学高等教育機関として初めて国連責任投資原則(PRI)に署名し、全国の教育機関に先駆けてESG投資を導入。責任あるアセット・オーナーとして社会的責任を果たすためのESG投資を推進しています。
※1)PPAとは、発電事業者から長期にわたって電力を購入する契約。オフサイトPPAとは、遠隔地の発電所から一般の送配電ネットワークを介して電力を調達する形態、また、フィジカルPPAとは、発電事業者の電力と環境価値をセットで需要家に供給する形態を指す。
※2)キャンパス外にある学生寮、管理権限の無い賃貸借部分及び従量・定額電灯契約部分を除く。
※3)再生可能エネルギー電源の新規開発により、再生可能エネルギー自体の総量増加に寄与すること。
※4) 再生可能エネルギーによる発電量と需要家に供給する電力量を 30 分単位で一致させ、需要家がリアルタイムで再生可能エネルギー由来の電力(=生グリーン電力)を使用したとみなす。6・13・14号館を除く。
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