【授業科目】国際保健看護学
総合人間科学部看護学科 吉野 八重 准教授
- 教育・授業
【科目の概要】
グローバリゼーションによる情報や人々の移動の増大によって、従来の保健医療のパラダイムでは解決困難な課題が山積している。看護の国際的職能組織である国際看護協会(ICN)や国際機関が取り上げている地球的規模の問題、課題を中心に学ぶ。講義中心ではなく、ドキュメンタリービデオの視聴や、論文の購読、グループワークを中心とした問題解決型(Project Based Learning)のアクティブ・ラーニング(文献/データベースの活用、グループディスカッションとプレゼンテーション)によって学ぶ。米国の看護実践についての講義を中心に、各国の看護の現状や背景の違いを、包括的かつ多面的に捉え、文化を超えた看護職の共通の課題を学ぶ。また国際看護に求められる専門性、コンピテンシーについて学ぶ。
*COILプログラム導入により、授業の中で数コマを用いて、オンラインでアメリカ(ポートランド大学、カリフォルニア大学ロサンジェルス校、マルケット大学、ボストン大学、オレゴン・ヘルスサイエンス大学)、モンゴル国立医科大学、タイ王立コンケン大学、静岡大学看護学部との国際遠隔合同講義を行う。海外の看護学生、看護を学ぶ大学院生とグループ・プレゼンテーション、ディスカッション、グループワークを行っている。
担当教員
吉野 八重Yoshino Yae
総合人間科学部看護学科