【授業科目】先端工業化学と地球環境科学
理工学部物質生命理工学科 南部 伸孝 教授
- 教育・授業
【科目の概要】
高度な科学技術の発展により、現代人は豊かな生活を享受している。特に「化学」は、最も身近に私たちの生活に密接に関わっている。例えば、医薬品、香料、化粧品、プラスチックなどの化学関連製品は、化石燃料や天然資源を原料として、様々な化学反応等を経て生産されている。しかし、そのような人類による生産活動の一方で、大気汚染や海洋汚染等による自然界の環境破壊や異常気象を引き起こしている。本講義では、理工学部物質生命理工学科の化学分野の3名の専任教員がそれぞれの専門分野に基づき、化学と環境との関わりに関わる最新の知識を提供する。
全14回の講義の3分の2は、正しい地球システムの理解のために構成され,3分の1は我々の生活と地球環境との関係を理解するために構成される。
授業時間においては、講義を中心としつつ適宜学生に作業・議論をしてもらう。
本講義は全学共通教育のカリキュラムポリシー(CP4)に基づき、個別の専門領域を越えた学問横断的発想を与え,グローバル社会に対応しうるより深い教養の会得する機会となることを目指すものである。
担当教員
南部 伸孝Nambu Shinkoh
理工学部物質生命理工学科