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突撃!SDGsインタビュー 第3回

  • 11:住み続けられるまちづくりを
  • 12:つくる責任 つかう責任
  • 13:気候変動に具体的な対策を
  • 14:海の豊かさを守ろう
  • 15:陸の豊かさも守ろう
  • 学生職員の取組み

第3回 突撃!SDGsインタビューを行いました!

今回は、上智大学に正規留学をしている大学院生にインタビューをすることができました!詳しくはぜひ本記事をお読みください。

ジュリア マルカリノさん

博士前期課程地球環境学研究科 地球環境学専攻1年

イタリア出身

関心のあるテーマ:日本の農村地域と島嶼地域の社会環境問題

ジュリアさんは、現在博士前期課程で地球環境学専攻をしている1年生です。日本の農村地域と島嶼地域の社会環境問題に関心があり、今回は日本各地への訪問経験を含めた研究についてお話してくださいました!ぜひお読みください!

1.関心のあるサステナビリティに関連したテーマについて教えてください。

 私は、農村の過疎化やその他の社会問題が環境にどのような影響を与えているのかを理解し、環境に関連した食の独自性に焦点を当てたいと考えています。

なぜそのテーマに関心を持つようになったのですか?

 私は、瀬戸内を訪れたことがきっかけでこのテーマに関心を持ち、学士論文では香川県の直島について事例研究をしました。その際に、環境破壊された直島がアートを題材にしてどのように観光地となったのか興味を持ちました。研究を進めるうちに、島は企業活動の影響により深刻な環境汚染や環境破壊を経験し、本来の自然を取り戻すのに長い年月がかかっていることを知りました。

3.普段から自分の視野を広く持つために行っている工夫や取り組みはありますか?

 私は普段から記事などの文献を読むようにしていますが、その他にも田舎などを直接訪問し、地元の人との交流する経験を大切にしています。私は以前青森県の八戸を訪れました。その際に、地元の人達は外国人訪問者の私が日本語を話せることに驚き、それがきっかけで交流する機会がありました。とても印象に残っています。ご年配の女性たちがアイスクリームをくださったのがとても嬉しかったです!

4.あなたにとっての理想の社会とは?目指したい未来はありますか?

 私は人々が環境問題に対して注意を払い、責任を持てる社会を目指したいです。特に、食品分野に関しては人々が、大企業の製品だけではなく、地元や小規模生産者の食品も高く評価してくれることを願っています。そして、食品業界が経済的利益だけではなく環境への配慮に基づいて生産を最適化することを願っています。

5.最後に学生に向けてメッセージをお願いします。

 田舎を訪れる際は、その地方の環境を大切にしてください。そして、自然の美しさを楽しみ、生命が大地から始まることを忘れないでほしいと思います。

 今回はイタリア出身のジュリアさんのインタビューをお届けしました。サステナビリティに関する分野への研究に励んでいる学生の声を聴くことができたのは、貴重な機会でした。

インタビュー動画もありますので、ぜひご覧ください‼