研究紹介 Research
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経済学部
青木 研Aoki Ken
経済学部経済学科 教授
- 研究プロフィール
- 医療サービス市場を対象に、保険制度や規制などの諸制度が、病院・診療所に代表される医療提供者の行動にどのような影響を与えるのか、その影響は市場の成果やコストの面から見てどう評価できるのかについて研究している。 また、2017年には上智大学・人間の安全保障研究所を設立し、貧困、環境、保健医療、移民難民、平和構築の5つを国際社会が抱える「人間の安全保障」上の重要な課題として位置づけた上で、社会科学研究を通した課題の解決、人間の安全保障の実現に取り組んでいる。
倉田 正充Kurata Masamitsu
経済学部経済学科 准教授
- 研究プロフィール
- 専門は開発経済学で、途上国における貧困や農業、環境に関する問題について研究しています。過去に開発コンサルティング会社や国際協力機構(JICA)で政府開発援助(ODA)の実務に携わった経験があり、これまでバングラデシュを中心に、フィリピンやベトナムなど主にアジアでの調査・研究やODA事業に参画してきました。現在は特に、人工衛星データや地理情報システム(GIS)を活用した政策・事業評価を行っています。学内では他に人間の安全保障研究所に所属し、また基盤教育センターのメンバーとしてデータサイエンス教育の企画・運営にも携わっています。
外川 拓Togawa Taku
経済学部経営学科 准教授
- 研究プロフィール
- 専門領域はマーケティング戦略、および消費者行動論です。ここ数年、マーケティングやビジネスの分野でも、SDGsや持続可能性は重要なテーマとして扱われています。企業が顧客と長期的に好ましい関係性を維持するためには、環境、エネルギー、食品などにまつわる社会的課題へ積極的に取り組み、顧客から「誠実である」、「信頼できる」などと評価されることが重要です。この視点に立ち、企業やブランドに対する信頼感をどのようにしたら醸成できるか、いかに企業として顧客を「社会的に望ましい選択」へと導いていくか、などの問いに対して、顧客の感覚(視覚、味覚などの五感)の役割に注目しながらアプローチしています。
新井 範子Arai Noriko
経済学部経営学科 教授
- 研究プロフィール
- 主にマーケティング領域の中で、消費者とのかかわりによって価値を生み出していく価値共創型のマーケティングの研究を行っている。近年は企業が独自の方法で社会的課題の解決を目指しながらブランドを形成し、コミュニティを作って市場創造を行っていくパーパス・ドリブンマーケティングの研究に取り組んでいる。ビジネスが社会貢献が相乗効果を生み出す仕組みや高齢者や障がい者たちにとって消費行動しやすいユーザビリティについても研究をしている。