研究紹介 Research
外国語学部
- 研究プロフィール
- 専門は北アフリカ地域研究。エジプトやチュニジアにおける社会経済について研究・教育を行っています。現在関心をもっているテーマは、北アフリカの家族と開発、貧困、社会と自然などです。とくに乾燥地にある北アフリカ地域にとって社会の基盤となる水資源との人々の関わり合いについて考察を深めることを目指しています。
外国語学部フランス語学科 教授
- 研究プロフィール
- 専門は社会言語学、ドイツ語圏地域研究。
とりわけ、社会を形成・運営する基盤としての言語とエネルギーについて研究・教育を行っている。
いずれも、理論的・一般的検討と、しばしば新しい言語観やエネルギー利用法の震源地・実験場となってきたドイツをはじめとするヨーロッパの現地調査の往還をとおして、考察を深めていくことをめざしている。
言語については、地域・国家・国際レベルで多言語状況とどのように向き合っていけばよいのか、またエネルギー面では、ドイツの「エネルギー転換」の背景にある思想とその実践面との関連について研究している。
外国語学部ドイツ語学科 教授
- 研究プロフィール
- 応用言語学者。専門はバイリンガリズム・バイリンガル教育。特に継承語教育(日本に居住する外国にルーツを持つ人々の母語保持及び海外在住日系人の日本語保持)、近年では日本人英語学習者・帰国子女のアイデンティティ形成・変容について社会言語学的見地から研究しています。
2007年からはサンパウロ市近辺でフィールドワークを行い、日系ブラジル人の日本語保持について研究してきました。また、2018年には日本代表として参加した国際研究チームで『多言語世界のためのザルツブルグ声明』を発表しました。多言語社会が望ましいとされながらもなかなか実現しない原因を追究するとともに、国際語とされる英語の優位性を批判的な観点から考察しています。
外国語学部英語学科 教授