ブランドへの信頼感を醸成する視覚的コミュニケーションに関する検討
経済学部経営学科 外川 拓 准教授
- 研究
【研究の概要】
持続可能なマーケティング戦略を体現するうえで、消費者から信頼されるブランドを構築することがますます重要になっている。ブランドへの信頼感を醸成するためには、公正性や透明性のある企業活動に取り組むだけでなく、「このブランドは信頼できる」という印象を消費者へ効果的に伝達することが求められる。本研究は、とりわけ視覚を通じたコミュニケーション(例えば、企業のロゴ、パッケージ、広告のデザインなど)の役割に注目し、それらがブランドの信頼感評価に対してどのような影響を及ぼすのかについて検討している。
【研究の発展性】
本研究が進展することにより、ブランドへの信頼感を醸成するための適切なコミュニケーションを明らかにすることが期待される。具体的には、どのような広告写真、ブランド・ロゴなどの要素を用いたとき、信頼感評価が高まるのか、その効果はなぜ、どのようなときに生じやすいのかといった点について、学術的、実務的な理解を発展させていく。本研究で得られた成果は、国内外の学会、学術誌等を通じて、広く発信する予定である。
担当教員
外川 拓Togawa Taku
経済学部経営学科