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部署横断型プロジェクトによる働き方改革推進・複合機の一斉導入(2023年8月)

  • 8:働きがいも経済成長も
  • 学院・大学の取組み

【働き方改革プロジェクト(2020年4月~現在)】

本学では、2020年4月より若手・中堅職層の職員により、全学的な部署横断型の「働き方改革プロジェクト」を立ち上げ、将来を見据えた検討を進めています。

プロジェクトチームからの提案を受け、今後学院としての取組み推進を図っていくために、2020年12月に「職員の働き方改革宣言」を決定しました。また、それを具体化するアクションとして、「働き方改革を進めるための“14の取り組み”」を学内でも定めたところです。

<主な施策の例>。

①オンライン決裁ツールの導入
②プロジェクトで全部署を回り、実施状況を「グッドプラックティス集」として共有。
③教職員間でのコミュニケーションを深める交流会・啓発活動(オンライン・対面)、役員と教職員の対話企画の実施。コミュニケーションを活性化させる執務環境の検討・調査。
④定期的なニュースレターや報告会などの実施による浸透策の実施
⑤業務分析・改革及び具体的な業務効率化の具体策の検討

今後は、職員が一丸となって 「学生・社会への成果還元を目指した教育研究活動の推進」 と「職員の多様な働き方の実現や働きがい・満足度の向上」の両立を目指して、日々の改善活動に着手し、建学の理念の実現に努めてまいります。

【複合機プロジェクトの取り組み(2022年8月~2023年9月)】

複合機プロジェクトでは、部署横断型プロジェクトとして、ペーパーレスや機器管理の効率化を目指し、出力機器類の機能集約・最適化対応を進めてきました。プリンタ・コピー・FAX・スキャナなど、単機能で設置していた機器類を、最新機能を備えた複合機に機能集約する試みをスタートし、2022年度は職員が利用するエリアを、2023年度は教員や学生が利用するエリアに複合機を一斉導入しています。想定される主なメリットは以下の通りです。

上智学院 働き方改革プロジェクト 事務部門に複合機を一斉導入(2022年8月)
富士フイルムビジネスイノベーションジャパン株式会社提供

①環境負荷の軽減(省エネルギーでの運用、二酸化炭素排出量の削減など:電力使用料が半分程度に。年間2万枚のプリペイドカード廃止によるプラスチックごみの削減)

②出力状況の一括把握による更なるペーパーレス化の推進、ペーパーレスに対する意識醸成(総数の約1割がコピーからスキャンに置き換え、3分の1程度をペーパーレスFAX化したことによる紙の削減)

③スペース有効活用や場所に捉われずに働ける環境づくり

④管理方法の統一化による管理や調達に要するコストの低減

⑤様々な利用者・利用方法を1つのシステムで運用することによる運用のシンプル化、コスト低減

これらの活動については、株式会社ソフィアキャンパスサポート・富士フイルムビジネスイノベーションジャパン株式会社のご協力の中で進めています。働き方改革とSDGsの両方の観点から、既存の概念に捉われることなく、活動を続けていきます。