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「TED×Sophia University」

  • 4:質の高い教育をみんなに
  • 課外活動団体

皆さんも一度はみたことがあるであろう、TED、上智大学にもあるんです!2020年に発足したTED×Sophia University、創設者の理工学部機能創造理工学科3年藤松麻央さん、メンバーのグローバル学部総合グローバル学科2年籠重渚さんにお話を伺いました。

——Q1 発足したきっかけはなんですか?
藤松さん:TEDに興味があって、いつも心を動かされたので、上智大学にもTEDが欲しいと思い2020年に発足しました。人前で話すのはもともと嫌いでしたが、TEDで経験を積んですきになることができました。TEDが上智にあることによって、たくさんの上智生に話す機会をあたえることができ、例えば自身の研究を共有できる場を提供することにもつながると思っています。また、そのようなプレゼンを上智大学生に聞いてもらうことによって、スピーチの良さを感じてもらいたいです。

——Q2 活動体制や内容はどのようなものですか?
籠重さん:3つのチームに分かれて活動しています。スピーカーチーム、パートナーチーム、プロモーションチームです。スピーカーチームはイベント企画をしていて、主にTEDスピーカーとの方々とのコミュニケーションを担当しています。パートナーチームは協賛を集める役割をしていて、プロモーションチームはTEDやそのイベントの広報、SNS、チケットの管理を担当しています。このようなチーム編成で、実際に2021年3月、YouTube上のプレミア公開でTEDイベントを開催しました。オンタイムでは40人ほどの視聴者数がいました。その後TEDの公式YouTubeで掲載され、合計1500回再生されていました。

——Q3 2021年3月に行われたイベントでは3人登壇者の方がいらっしゃったようですが、どのような方になぜオファーしたのですか?
籠重さん:私は、前本美結さんという上智大学4年生の方にオファーしました。サステナブルライフクリエイターとして、ファストファッションなどについてYouTubeで発信されている方です。TEDには “Ideas Worth Spreading (よいアイデアを広めよう)”という理念があります。観客の考え方、人生観、視点が変わるようなアイデアを発信している方にオファーしたいと思いました。前本さんは日常的に使う一つ一つのものから環境に気を遣っている方だったので、「大学生にもできるエコ」というテーマで、あなたも日常でつかうものを変えてみませんかと問いかけることができると思いました。

——Q4 どのSDGsを意識して活動されていますか?
藤松さん:無料で、質が高く、世に出回らないような貴重なコンテンツ、また、難しい論文を読む手間をかけず気軽に多くの人が聞けるコンテンツだということがTEDの強みであり、それはSDGs4番の「質の高い教育をみんなに」に該当すると思います。
また、間接的にはSDGs全てに該当すると思います。というのも、TEDではスピーカーの方々が様々な社会課題をテーマにしてお話しくださいます。気候変動や差別問題のことまで、その方のアイデアや意識を、TEDトークを通して多くの観客に届けることができます。

——Q5 これから挑戦したいことは?
籠重さん:幅広いジャンルのトークに挑戦してみたいと思います。モチベーション向上関係のトークだけでなく、ジェンダー平等や貧困問題など、社会全体を変えられるトピックにさらに挑戦していきたいです。

——Q6 読者へのメッセージどうぞ。
藤松さん:SDGsの内容は、意識していないと、いざ話を聞いても何か実行に移そうとするのは難しいかもしれませんが、少しでもTEDを通して理解を深めて欲しいと思います。また、人にものを伝えることの良さや楽しさを感じて欲しいと思います。
籠重さん:私たちはTEDを通して明日から変われる価値あるアイデアを提供しているので、参加していただけたら人生や世界の見方がかわるのではないかなと思います。今年3月12日に7人の方に登壇いただくオンラインTEDを開催予定なので、ぜひ参加いただけたらと思います。

(学生職員 清水)

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